『確率0%』の壁を越えられるか。日本代表はUAEにまかさの敗戦…

9月1日に埼玉スタジアムで2018FIFAワールドカップロシア大会のアジア最終予選第1節、日本対UAEが行われた。
試合は、日本代表FW本田圭佑のヘディングで先制するも、UAEがFWハリルの直接フリーキックで同点に追いつくと、54分にA代表初先発のMF大島が与えたPKをまたしてもFWハリルに決められ逆転を許す。その後、日本はチャンスを作ったがゴールは認められず、1-2で敗戦。98年ワールドカップ最終予選から、初戦で敗退したチームが本大会に出場する確率は「0%」と言われる中、ホームでまさかの敗戦を喫してしまった。ハイライトはこちら。

 

誤審にやられたと言えばそれまでだ。1失点目のきっかけとなった吉田麻也のファールを取るならば、後半の宇佐美のドリブルを阻止したプレーにファールを与えてもよかった。2失点目の大島が与えたPKも、国際基準ではファールを取らない審判が多いだろう。さらに、途中出場の浅野のシュートはスローで見ると明らかにゴールラインを割っているが、ノーゴールの判定・・・。主審が違えば、別の結果になっていたのは確かだ。

しかし、この敗戦を主審のせいだけにする事もできない。1失点目の前には大島の弱いパスをカットされたところから始まり、GK西川も防げないシュートではなかった。2失点目は長谷部がミスでボールを奪われたところから、結果的にPKにつながった。浅野のシュートはジャストミートせず、芯に当たれば確実にネットを揺らしていたはずだ。

この敗戦を受けて、『主審が悪かった』で終わらせてはいけない。全ては自分たちのミスから始まったものだ。試合後のインタビューで主審の判定を敗因に挙げていたのは、ハリルホジッチ監督だけだったのが救いだが、選手たちが何を反省し、何を次の試合に活かすかどうかが、今後のポイントになる。

サッカーは人間が行っているスポーツで、主審もまた人間だ。選手がミスを起こすように、主審がミスを起こす事も十分にあり得るのだ。この試合のような勝敗をわける判定ミスを防ぐために、ゴールライン上の第4審判やゴールラインテクノロジーを採用しているリーグや大会があるのは事実だ。
ただ、そこはサッカー協会が改善すべき部分であり、選手たちが他責にしてはいけない。

自分たちのミスを受け入れ、反省し、悔しい気持ちを糧にしなければ次はない。

ワールドカップ予選はまだ始まったばかりだ。98年ワールドカップ最終予選から、初戦で敗退したチームが本大会に出場する確率は「0%」というデータはあるが、この敗戦を糧にしてデータ上の数字を払拭してもらいたい。

参照・画像出典:The AFC Hub