もしもドイツ代表がリオ五輪にベストメンバーで挑んでいたら?

開催国ブラジルの優勝で幕を閉じたリオ五輪サッカー。23歳以下の選手で構成される五輪(※3人のオーバーエイジが認められている)は、若手選手の登竜門となっている。

だが、代表チームに拘束権がないため、所属するクラブの同意を得なければ、大会の出場は認められない。EURO2016後であり、新シーズン開幕前の重要な調整時期という事もあり、23歳以下でありながら世界的なスター選手が出場できていない現状がある。

そんな中、TOTAL11では「もしも全選手が参加できていたら」という前提で、ベストメンバーを組んでみた。今回は大会準優勝を果たしたドイツ。銀メダルを獲得したが、ベストメンバーで挑んでいたらブラジルとの決勝戦は違った結果になったかもしれない。

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GK
ティモ・ホルン(ケルン)※

DF
ギンター(ドルトムント)※
エムレ・ジャン(リバプール)
ジューレ(ホッフェンハイム)※
キミッヒ(バイエルン・ミュンヘン)

MF
ダフード(ボルシアMG)
ヴァイグル(ドルトムント)
ザネ(マンチェスター・シティ)
マックス・マイヤー(シャルケ)※
ドラクスラー(ヴォルフスブルク)

FW
ゼルケ(ライプツィヒ)※

注.()内は現所属クラブ。
注.※はリオ五輪メンバー
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“才能の宝庫”であるドイツから11名を選ぶのは簡単ではなかった。

GK大国とも言われるドイツ期待の若手GKは、ケルンに所属するティモ・ホルン。フル代表で正GKの座をノイアーから奪うのは至難の業だが、マンチェスター・ユナイテッドが興味を示したと言われる逸材だ。

才能が豊かなのはGKだけではない。ディフェンスラインには、195センチのジューレを除いて3選手が守備的なポジションならどこでもこなすユーティリティプレイヤーだ。バイエルンに所属するキミッヒは、元々ボランチながらEURO2016でサイドバックのポジションを掴み、存在感を遺憾なく発揮した。エムレ・ジャンはリバプールでボランチとしてプレーするが、強靭なフィジカルと戦術眼を活かせばセンターバックとしても十分にプレーできそうだ。

ボランチにはブンデス屈指の若手ボランチであるダフードと、ドルトムントでレギュラーを掴んだヴァイグルを選出。攻守のバランスが取れたコンビになるだろう。

2列目はフル代表ですぐにでも活躍できそうな3人。ザネは約60億円の移籍金でマンチェスター・シティへの移籍を果たした逸材。マックス・マイヤーは20歳でフル代表にも選出された経験があり、リオ五輪決勝戦でゴールを決めた。そこにパリ・サンジェルマンが史上最高額での獲得を狙っているドラクスラーが加われば、破壊力抜群の攻撃陣となるだろう。2列目にはその他にも、レヴァークーゼンのブラントや、シャルケのゴレツカなど実力者が揃っている。

センターフォワードのゼルケは、U-19欧州選手権で6ゴールを奪い、得点王と大会MVPを獲得した経験の持ち主だ。

どこを見てもタレント揃いのU-23ドイツ代表。2014年ワールドカップ王者の将来は明るい。