“J1天王山”に強行出場!川崎の10番、大島僚太の巧さとは?

リオ五輪から帰国後、インフルエンザを発症していたMF大島僚太が本日行われる浦和との大一番に強行出場することが濃厚となった。 昨日の全体練習に合流すると主力組でプレー。熱は下がったものの、せきは止まっておらず、 時差ボケもあるという。それでも「出るとなったら言い訳できない。しっかり準備したい」とコメント。年間2位(浦和)との直接対決に「勝ちしかない」と燃える心境を明かした。

 

グループステージ敗退となったリオ五輪の日本代表。オーバーエイジとの連携が噛み合わず、2戦で7失点。メダル獲得を目指していたチームは、早くも大会から姿を消してしまった。だが、今大会で世界に通用する事を証明した選手もいる。その筆頭は、攻撃のキーマンとなった大島僚太だろう。日本代表の全7ゴールのうち、5ゴールに絡む活躍ぶりで存在感を示した。
リオ五輪開幕時点では中心選手とはいえない存在だった大島。だが、初戦のナイジェリア戦で多くの得点に絡むと、コロンビア戦では途中出場で一気に流れを変えた。そして最終戦となったスウェーデン戦でも、決勝点となった矢島慎也のゴールをアシスト。スウェーデン戦の大島のタッチ集はコチラ。

U-23ヨーロッパ王者のスウェーデン相手に、ボールを失うシーンはほとんどなかった。この活躍はA代表のハリルホジッチ監督の目にも留まっているはずだ。

元々トラップの巧さには定評があった。中盤の狭いスペースでも確実にボールを止める事ができ、短いパスで攻撃のリズムを作る事ができる選手。川崎フロンターレでは元日本代表の中村憲剛の隣でプレーする事で、ラストパスの精度や得点に絡む精度は格段に上がっている。

そしてここに来て、守備力の改善や、J1で首位を走る川崎フロンターレの10番を背負う事で得た“自信”がみなぎっている。判断に迷いがないため、プレースピードが向上し、全てのプレーで相手の先手を取る事ができている。
小柄ながら確かな技術で攻撃のリズムを作り、ゲームをコントロールする姿は、元スペイン代表のシャビを彷彿させる。リオ五輪で見せたようなパフォーマンスを今後も維持できれば、日本代表のキーマンとなり得る存在だ。

 

本日行われる浦和との大一番では、同じく日本代表で攻撃的ボランチの柏木陽介とのマッチアップになる。この試合でゲームをコントロールした者が、日本代表の“真の司令塔”となるかもしれない。

参照:JapanFootballVideos
画像出典:川崎フロンターレ公式サイト