敗戦がチームに良いものをもたらすのは本当か?

 指導者として、選手が敗戦(または勝利)を受け止めるメンタルを準備することが難しいと感じることがあります。

 もし、勝利を得るというメンタリティーを管理することが大切なのであれば、『敗戦』という刺激を、スポーツの実践を効率的に続けるために数多く利用します。

 あなたのチームの敗戦は、チームが一体となって向上していくための素晴らしい機会かもしれません。しかしながら、試合という競争であるがために敗北が存在ということ、そしてそれを受け入れなければならないということを我々指導者はまず理解しなければなりません。

・「敗戦はプレーの改善に寄与する」というのは何も特別なことではないですし、そうであれば「勝利」も同じく重要な意味合いを持っています。

・ネガティブな思考になることを避けるために、コントロール可能な原因(フィジカル・戦術・テクニックの問題。)とそうではないもの(運や相手の能力)は区別するべきです。まず、1番最初に何を改善することができるのか、そして2番目には何ができるのか・・・。当然、2番目にくるものを1番目つまり最初に持ってくるべきではありません。

・「敗戦」からグループを改善することのできるポジティブな点を取り出すことができます。また、選手たちは他人にどれだけ依存しているのかを気付くことができます。指導者は、敗戦の原因はチームの中にあると考え、選手個人にあるとは考えないでしょう。我々は、常に統一した方法により修正を行ないます。例えば、サイドバックのミスはスライドというグループ戦術のミスによって起こっている可能性があります。常に、具体的なミスを指摘しながらも、チーム全体も見る必要があります。みんながチームの中の原因を探し、チームメイトの必要性、団結性の重要性を理解することができるでしょう。

・敗戦はチームが未来の問題へと立ち向かう時に、建設的な方法として利用されます。敗戦は一瞬で、チームの方向性(ゴロでパスをつなぐ)を再確認することができます。リーグ終盤での敗戦で苦しんでいるチームはシーズンの初期または中間に勢いが悪かったチームよりも悪い結果を出すことが証明されています。

(記事/BARCELONA FOOTBALL STAGE:https://www.barcelonafootballstage.es/