「イタリアのポグバ」ことガリアルディーニはインテルとイタリア代表の未来を担う逸材!(動画あり)

09-10シーズンにはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)を含む三冠という偉業を達成したものの、直近5シーズン連続でCL出場を逃しているイタリアの名門、インテル。今シーズンもCL出場圏に入ることは絶望的な状況であり、苦しいシーズンとなっているが中国の蘇寧グループがオーナーになったことで積極補強の姿勢も見せている。その中で冬に加入し、早くもチームの主軸になりつつあるのがMFロベルト・ガリアルディーニである。

ガリアルディーニは選手育成に定評のあるアタランタの下部組織出身で、13-14シーズンにトップチーム昇格している。その後は、チェゼーナやスペツィア、ヴィンチェンツァといったセリエBのクラブで修行を積み、実質的には今シーズンからアタランタでプレーを始めた。

セリエAでの出場はわずか14試合という少なさながらインテルが目をつけ、冬の移籍市場で買い取り義務付きのレンタル加入となった。加入後はすぐにスタメンの座を掴み、1月17日のキエーヴォ戦から負傷欠場となったクロトーネ戦を除いて全13試合に出場。MFジェフレイ・コンドグビアと共に中盤でプレーし、チーム全体のバランスをコントロールしている。

ガリアルディーニの特徴は前述したようにバランス感覚に優れることだろう。
パスを引き出してボールを落ち着かせたり、危険なスペースを埋めて中盤のフィルターとなったりと攻守両面でポジショニングの正確さが際立つ。また、基本的にはショートパスを多用してリズムを作ることに専念するが、第32節のミラノ・ダービーではセンターサークル付近からのロングパスでFWアントニオ・カンドレーヴァの先制弾をアシストしているように、長短共に正確なキックを持っている。

188cmと恵まれた体格で空中戦も得意としている一方、「イタリアのポグバ」と称されるようにドリブルによってグイグイとボールを前に運ぶダイナミズムも持ち合わせている。ポジションがセントラルハーフやボランチであることからゴールやアシストといった目に見える結果は多くないが、状況に応じてアクセントをつけられる存在である。

今月7日に23歳の誕生日を迎えたばかりのガリアルディーニだが、その1週間前にはオランダ代表との国際親善試合でイタリア代表デビューも飾っている。クラブのみならず、間違いなく将来のアズーリを背負っていく逸材であり、そのためには一刻も早く欧州の舞台でプレーする必要がある。

かつてはユヴェントスも狙っていただけに更なるビッグクラブからオファーが届く可能性も十分あり、インテルとしては手放さないためにも何としてもトップクラブに返り咲きたいところだ。とはいえ、ガリアルディーニ自身もトップカテゴリ―で1シーズン通してコンスタントにプレーするのは今シーズンが初めてであるため、まずは地道に成長を遂げていきたいところだろう。

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参照・画像出典:YouTube