3年ぶりの大阪ダービーの各選手の採点がこちら!

3シーズンぶりとなったセレッソ大阪対ガンバ大阪の『大阪ダービー』(4月16日、大阪・長居スタジアム)は、共に死力を尽くした激闘の末、2-2の引き分けに終わった。トータル11編集部では、約4万人のサポーターが詰めかけたスタジアムで、Jリーグ屈指のダービーを戦い抜いた選手たちを、独自に採点した。

C大阪 

GKキム・ジンヒョン 5・5

チームが優位に試合をすすめる展開の中で、活躍の場は少なかったが、安定感はあった。2失点ともGKの責任を問うようなプレーではなかったが、どちらか一方でもスーパーセーブが飛び出していれば、結果は違うものになっていただろう。

DF松田陸(80分OUT)5
ガンバに先制点を許したシーンは、一瞬藤春の動きを見逃した。果敢な攻撃参加の意欲は買うが、クロスの精度は決して高くなかった。

DFマテイ・ヨニッチ 5・5
長沢、赤崎のガンバ2トップにほとんど仕事をさせず。セットプレーでも脅威となっていた。しかし失点シーンは、カバーリングが遅れてしまった。

DF山下達也 6
対人プレーの強さは光った。ロスタイムに喫した同点ゴールの場面では、ゴール前での必死のクリアが倉田の元の落ちると言う不運はあったが、決して責められるパフォーマンスではなかった。

DF丸橋祐介 6・5
柿谷との連携で左サイドを突破し、精度の高いクロスも披露。試合終盤でも足は止まらず、ガンバを苦しめ続けた。

MFソウザ 7
ボールを持てば常にゴールに直結する動きをファーストチョイスとして選択し、怖さを持っていた。杉本の2得点目を正確なクロスでアシストしたことも、高得点につながった

MF山口蛍 6
守備面での貢献度は高く、守備範囲の広さはさすが。しかし日本代表でもレギュラー格の背番号10なら、もっと攻撃面での輝きがあってもいいのでは

MF関口訓充 5・5
持ち味の縦への突破力を示せず、怖さを感じさせなかった。清武と68分に交代したのも致し方なし

MF柿谷曜一朗 6・5
ゴールはなかったが、ボールを失わずに攻撃のスピードを上げるドリブルなど、随所でテクニックが光った。対面したガンバの若い初瀬に、格の違いを見せつけた。

MF山村和也 6
トップ下に入ったが、本来ボランチでみせる守備での気の利いたプレスなど、貢献度は高かった。ボールが入った時の落ち着きもあった。

FW 杉本健勇 7・5
2得点に加えて、長身を生かした懐の深いボールキープなど、この状態なら日本代表に呼ばれても恥ずかしくないプレーだった。決定機は多かっただけに、もう1点取って入ればチームを勝利に導けたのだが。

交代
MF清武弘嗣(68分イン、関口アウト)6
負傷開けによりベンチスタートとなったが、顔の上がった状態で広くピッチを見回し、シンプルなプレーで攻撃を活性化させた。しかしゴールに直結するプレーがひとつぐらいはほしかった

MF田中祐介(80分イン、松田アウト)採点なし
疲れのみえた松田に代わって右サイドバックに。酷かもしれないが、最後同点ゴールを許したガンバ倉田の一番近くにいたのはこの男だった

ユン・ジョンファン監督 6
格上と言えるガンバを押し込む展開で、勝利まであと一歩まで迫った。清武が先発で使える状態だったならば、また違った結果が出ていたのかもしれない

ガンバ大阪 

GK東口順昭 6・5
驚異的な反応で、セレッソ杉本の決定的なヘディングをセーブ。2失点はしたが、勝ち点1の奪取には大きく貢献した

DF三浦弦太 5
1失点目は杉本のテクニックに翻弄される悔しいプレー。特に右サイドが攻撃的な堂安に代わってから、うまく守備面でリードすることができなかった

DFファビオ 5・5
高さ、強さを発揮し、安定したプレーを続けていたが、右太もも裏の違和感でまさかの負傷交代。この守備の要の交代で、ガンバのゲームプランは崩壊した

DF金 正也 5・5 
3試合ぶりにスタメンに復帰したが、守備面では杉本に自由を許し、攻撃でも効果的な縦パスは入れられず。

MF藤春廣輝 6・5
持ち味のスピードを生かしたサイドのアップダウンを披露。先制点の場面は、敵の一瞬の隙を見逃さない好プレーだった

MF初瀬亮 5
奮闘は認める。しかし攻撃面の怖さが足りないことで、柿谷を自陣に戻らせることもできなかった。オーバーラップすればその裏をセレッソの8番につかれ、必死に戻ることしかできなかった

MF井手口陽介 5・5
アンカーとして中盤の底に入ったが、山口と同じで守備の意識が高く、攻撃に絡むシーンは少なかった。ポテンシャルを考えれば、もっとできるはず

MF遠藤保仁 5
インサイドハーフとして司令塔役を託されたが、不完全燃焼のまま84分に交代。守備でもスピード不足が目に付くシーンがあった

MF倉田秋 6・5
執念の同点ゴールは評価に値する。しかし守備に走り回らされて消耗したのか、攻撃では得意のドリブルで状況を打開するシーンが少なかった

FW長沢駿 5
連戦の疲労なのかプレーに元気がなかった。ふわりとしたロングボールを頭でそらしてチャンスをつくる場面はあったが、それ以外は怖さがなかった

FW赤崎秀平 5
ガンバ移籍後初スタメンだったが、シュートは0本。裏への抜けだしが持ち味のはずだが、まだチームメートとの息もあっていない。ボールを簡単に失うシーンも

交代
MF]堂安律 5(55分イン、初瀬アウト)
攻撃の切り札として、初瀬に代わって右ウイングバックに入ったが、サイドに張り付いてばかりでほとんどインパクトなし。逆に守備の稚拙さばかりが目立った。東京五輪世代の18歳には、さらなる奮起を求めたい

DF丹羽大輝 5(61分イン、ファビオアウト)
ファビオの負傷によりスクランブル出場。しかし杉本に競り負けて2失点目の元凶となり、役目は果たせなかった

MF泉澤仁 採点なし(84分イン、遠藤アウト)
生粋のドリブラーが持ち味を披露するような場面はまわってこなかった

長谷川健太監督 5
今野、アデミウソンを負傷で欠く中、長沢、赤崎の2トップを選択したがまったく機能せず。交代カードも効果的とは言えず、苦しい試合展開を招いてしまった