世界中のビッグクラブが狙うドルトムントの新生21歳ユリアン・ヴァイグルの魅力とは?(動画あり)

日本代表MF香川真司の所属するドイツのボルシア・ドルトムントにはフランス代表FWウスマン・デンベレや「トルコのメッシ」としても知られるFWエムレ・モルなど多くの若きスターが在籍している。そんな中で21歳ながら主軸としてチームを支えているのがMFユリアン・ヴァイグルだ。

ヴァイグルは2015年夏にドイツ2部の1860ミュンヘンから移籍金250万ユーロ(約3億円)でドルトムントに加入。世代別のドイツ代表として活躍してきた実力者で、15-16シーズンは加入1年目ながら公式戦51試合に出場しすぐに欠かせない選手の一人となった。中盤に守備的な選手が少ないという事情もあるが、今シーズンもここまで37試合に出場しており、彼の出来がチームのパフォーマンスに直結すると言っても過言ではない。

ヴァイグルの武器はチームに攻撃のリズムをもたらすパスだ。4月12日に行われたUEFAチャンピオンズリーグのASモナコ戦ではパス成功率89%を記録したが、試合によっては90%を超えることも少なくない。しかしショートパスの多さがこの数字に繋がっているわけではなく、ロングパスも織り交ぜてゲームをコントロールしている。パスを受ける前から前線の選手の動きを確認し、フリーになっている選手や空いたスペースに正確なボールを送ってチャンスを演出する。
ライバルチームのバイエルン・ミュンヘンが興味を示しているという噂もあるが、彼のプレースタイルがMFシャビ・アロンソに似通っていることも一つの要因となっているだろう。

もちろん攻撃だけでなく、守備においてもチームに貢献する。常に正確なポジショニングを取り、インターセプトを果敢に狙って相手の攻撃の目を摘んでいく。球際の激しさも十分で、ハードなプレッシングとタックルでボールを刈りとることができる。加えて、細身ながら187cmの長身で空中戦にも弱点を見せないのだ。

2016年5月にはドイツ代表としてもデビューしたヴァイグル。世界的に人材が不足している中盤のフィルター役としてプレーしている逸材をビッグクラブが見逃すはずはなく、前述したバイエルンの他にもレアル・マドリードやバルセロナが興味を示している。より決定的なパスを通すことやミドルシュートで脅威を与えることなどまだ課題は散見されるが、順調に成長していけば更なるステップアップも近いはずだ。

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参照・画像出典:YouTube