2年半ぶりの大阪ダービー!!注目のマッチアップ、過去の対戦成績は??

 とうとうJ1に“大阪ダービー”が帰ってくる。4月16日、セレッソ大阪とガンバ大阪が、2014年9月以来となる対戦を迎える。セレッソのホーム・ヤンマースタジアムで行われる注目カードに向け、トータル11編集部では両チームの先発予想とともに、注目のマッチアップや過去の対戦成績、試合のポイントなどについて分析する。

セレッソ大阪
GK キム・ジンヒョン

DF 松田陸(右SB)
   マテイ・ヨニッチ(右CB)
   木本恭生(左CB)
   丸橋祐介(左SB)

MF ソウザ(ボランチ)
   山口蛍(ボランチ)
   山村和也(トップ下)
   柿谷曜一朗(左MF)
   関口 訓充(右MF)(清武弘嗣)

FW 杉本健勇

前節鹿島を破ってリーグ戦3連勝を飾ったこともあり、大きなメンバー変更はないだろう。12日に行われたルヴァンカップ・甲府戦ではGKキム・ジンヒョンを除き、フィールドプレーヤーはすべてメンバーから外してコンディションを整えさせた。その点からも、ダービーにかける意気込みは感じさせる。これまでセンターバックやボランチが主戦場だった山村をトップ下に置き、柿谷を左サイドMF、関口を右サイドMFに配する4-2-3-1のシステムは攻守で機能している。左太ももを痛めている日本代表MF清武は回復次第で先発に名を連ねる可能性はあるが、ベンチスタートからのジョーカー役が現実的だろう。

ガンバ大阪
GK 東口順昭

DF 三浦弦太(右CB)
   ファビオ(中央CB)
   丹羽大輝(左CB)

MF 遠藤保仁(アンカー)
   井手口陽介(左インサイドハーフ)
   倉田秋(右インサイドハーフ)
   オ・ジェソク(右ウイングバック)
   藤春廣輝(左ウイングバック)

FW アデミウソン(堂安律)
   長沢駿

こちらは11日に行われたアジア・チャンピオンズリーグの江蘇蘇寧(中国、0-3で敗戦)に主力の大半が出場しており、この試合の遠征に帯同しながら体調不良で欠場したアデミウソンの状況も明かされていない。日本代表のUAE戦で左足小指を骨折した今野の復帰は困難だが、江蘇戦は腰痛で欠場した倉田は間に合うようだ。しかし公式戦2連敗中と不安要素は多い。アデミウソンが欠場となれば、今季は攻撃を活性化させる交代カードとして起用されている東京五輪世代のエース候補・堂安律のFW起用を見てみたい。

過去の対戦
ここ10試合の結果は、セレッソの2勝、ガンバの4勝、4引き分けとなっている。ややガンバが優勢で、セレッソは2012年3月の対戦以来、4試合勝利からは見放されている。(2分け2敗)。

注目マッチアップ1

ガンバ大阪の倉田、井手口のインサイドハーフと、セレッソ大阪の山口蛍、ソウザのボランチが、中盤中央で相まみえる。倉田は2011年、期限付き移籍でセレッソに在籍した経験もあり、このときはガンバとの対戦でプロ初ゴールを挙げている(結果は2-1でガンバ勝利)。いまや日本代表にも選出され、ガンバに置いて攻守におけるキーマンとなっている倉田を、いかに山口、ソウザが封じ込めるのかは注目だ。
さらに井手口と山口は、守備における広い守備範囲やアプローチの鋭さなど、プレースタイルが非常に似通った部分がある。ハリルホジッチ監督下の日本代表では、ここまで主に山口が重用されているが、井手口は日本代表合宿で「同じタイプの選手には絶対に負けたくない」と語っていただけに、両者のプライドを向きだしにした激突も見応えがありそうだ。

注目マッチアップ2

アンカーとして中盤の低い位置から試合を組み立てるガンバ・遠藤と、トップ下として新境地を開きつつあるセレッソ・山村が真っ向からぶつかる形になりそうだ。アジア・チャンピオンズリーグの江蘇戦では相手の先制点につながる不用意なミスをおかした遠藤だが、やはりフリーで数多くボールを触れば、確実にチャンスを作り出してくる。本来はボランチで守備に定評がある山村が、1トップの杉本と挟み込むような形で遠藤へのパスの供給を防ぐことができれば、ガンバの攻撃は停滞することは間違いない。一方、遠藤はやはり守備面に不安があり、特に山村が得意とする空中戦は決して得意ではない。山村は長身を生かしてゴール前に入り込めば、シュートチャンスに恵まれるはずだ。