【W杯最終予選】タイ戦の予想フォーメーションはコレだ!大迫、今野の代役は!?

UAE戦では久保、今野のゴールで快勝し、2017年のアジア最終予選で好スタートを切った日本代表。

現在はB組で首位のサウジアラビアと勝ち点13で並ぶグループ2位をキープ。タイ戦で勝利すれば、6大会連続となるロシアワールドカップ出場に大きく前進することになる。(2位以内はワールドカップ出場。A、B組の3位がアジアプレーオフを行い、勝利チームが北中米カリブ海予選4位と大陸間プレーオフへ)

しかし、UAE戦では約2年ぶりの代表復帰戦だったにもかかわらず、負傷離脱中のキャプテン・長谷部に変わって先発起用され、インサイドハーフとして中盤での激しいボール奪取に加えて貴重な追加点も挙げたMF今野が左足小指の骨折で離脱。さらにセンターFWとして安定したポストプレーを披露し、攻撃の起点として機能したFW大迫も左足の打撲によって離脱した。

負傷者の続出によりスタメンの再考を余儀なくされるタイ戦、ハリルホジッチ監督がどんなメンバーを起用するかに注目が集まる。

タイ代表戦に臨む日本代表の予想フォーメーションをイレブン編集部が勝手に予想!

 イレブン編集部が選ぶタイ代表戦の予想フォーメーション

GK川島永嗣

所属チームでは出場機会に恵まれていないが、UAE戦では先発抜てきに応えて、1対1のピンチで鋭い飛び出しからファインセーブをみせるなど活躍。ボールを支配する可能性が高いタイ戦では西川のビルドアップ能力も捨てがたいが、ここは勢いにのるベテランの連続先発が濃厚だ。

 

DF酒井宏樹

フランス・マルセイユでもコンスタントに出場機会を得ており、対人の強さはさらに磨かれている印象。負傷から復帰を目指している内田篤人がトップコンディションを取り戻せば再び競争となるだろうが、それまでは右サイドは彼に任せていいだろう。

 

DF森重真人

UAE戦では軽い対応で決定機をつくられるなど、やや不安定さをみせてしまった。しかしここまで最終予選すべてでフル出場しており、タイのカウンターに対応するためのスピードはセンターバックの中でも優れている森重の先発起用は確実か。

 

DF吉田麻也

サウサンプトンでもレギュラーを獲得し、DFリーダーとしての風格も漂い始めた。高さ、強さ、リーダーシップを兼ね備えたこの男を、スタメンから外す理由はどこにもないだろう。タイ戦では持ち味のFWまで届く縦パスで、攻撃のスイッチを入れて欲しいところだ。

 

DF長友佑都

UAE戦では守備に重点を置いたプレーだったが、昨年のタイ戦でも試合を決める2点目に絡んでおり、外す理由はないだろう。原口とのコンビネーションで、左サイドを制圧してほしい。

 

MF山口蛍

カウンターに活路を見いだしてくることが予想されるタイに対し、この男の広い守備範囲は必要不可欠だろう。相手が引いてくれば、昨年のイラク戦でみせたロスタイムの決勝ゴール時のように遠目から思い切ってミドルシュートも狙ってほしい。

 

MF倉田秋

アジア最終予選はこの2戦が初めての経験だが、UAE戦でも途中出場といきなりチームの中で役割を見いだした。本来は攻撃的な選手だが、ガンバ大阪ではボランチもこなしているように、攻守で貢献できる中盤のマルチロールとして、最終予選初先発を期待したい。かつてセレッソ大阪にレンタル移籍で在籍し、清武、山口と共にプレーしていることもあり、コンビネーションにも問題はないはずだ。

 

MF清武弘嗣

香川がUAE戦で特別な活躍はできなかったこともあり、昨年のタイ戦でも活躍できなかった背番号10に代わり、Jリーグに復帰した技巧派司令塔を先発に推したい。セレッソ大阪ではまだ格の違いをみせるまでのプレーに至っていない点はやや心配だが、日本でトップクラスのテクニックには、陰りはないはずだ。

 

FW原口元気

もはやハリル・ジャパンでは最も外すことのできない存在となっている。攻守に渡るハードワーク、相手の守備網にもつれをつくりだす積極的なドリブル、そしてゴール前での決定力に期待したい。

 

FW本田圭佑

ボールの収め役として機能していた大迫を欠くこの試合、キープ力には定評のある背番号4をセンターフォワードに推したい。サイドFWではスピード不足が目立つ、ACミランではもはや戦力外状態と不安要素は多い。しかし南アフリカ、ブラジルワールドカップや、これまでの最終予選でも何度もみせてきた勝負強さ、得点力を、もう少しだけ信じてみたい。

 

FW久保裕也

日本代表に誕生したニュースターは、UAE戦と同じく右FWでの連続起用をみたい。シュート精度は現代表でもトップクラス。スルーパスを得意とする清武との相性もよさそうだけに、得点源として期待したい。

 

考察

ハリルホジッチ監督は、UAE戦で機能した4-3-3のフォーメーションを選択すると予想する。中盤の構成で言えば、アンカー役の山口は鉄板だろう。問題はインサイドハーフのふたりに誰を置くかだが、候補は香川、清武、倉田、そして練習でこのポジションで起用されたという酒井高徳となる。攻守のバランスを考えると、できればUAE戦のように、攻撃の司令塔役として香川と清武のどちらか、そして今野のように守備面での活躍が期待できる人材を置きたいところ。酒井高徳はハンブルガーSVでボランチを務めた経験もあるだけに、サイドバックを本職としながら中盤でもハイレベルなプレーをみせるバイエルンの元ドイツ代表DFフィリップ・ラームのような役割を期待されているのかもしれない。しかし大事な最終予選、まったく経験のないポジションでのぶっつけ起用は危険きわまりない。となると、ガンバ大阪でインサイドハーフでのプレー経験を持ち、守備的にも攻撃的にもどちらでも状況に応じたプレーができる倉田を抜てきするのでは、と予想する。

またセンターフォワードは岡崎、浅野という選択肢もあるが、DFラインを下げてゴール前を固めてくる可能性があるタイを相手にする場合、狭いスペースでのボールキープを得意としないふたりでは、相手にカウンターの好機を与えるボールロストが多くなるかもしれない。そこでキープ力のある選手を、と考えた中での本田推しとなった。しかし背番号4は昨年10月のオーストラリア戦、ハリルジャパンでは初めて、日本代表では4年ぶりにセンターフォワードで起用された際、無得点に終わってハリルホジッチ監督からもダメだしを受けていた。そういう点ではやや現実味は薄いのかもしれないが、見てみたい形ではある。本田を起用しないのであれば、久保をセンターフォワードに置き、岡崎、または追加招集の川崎・小林悠を右フォワードで起用するという手もある。いずれにせよ、ここは確実に勝ち点3がほしい試合なだけに、立ち上がりからアグレッシブに攻めてタイを圧倒するような試合をみせてほしい。